“この世の理”ライブラリvol.10「人が“言っていること”は全部ウソ?!」

「人が“言っていること”は全部ウソ?!」


さて、タイトルを読んだ瞬間、どんなことを思ったり、感じたりしましたか?

わたしたちが普段、起きていて、自覚的に言っていることは“顕在意識”下のことであり、実はそれは、わたしたちが真実、“潜在的に・深層心理で”思っていることとは異なります。

なぜなら、潜在的に思っていることも、深層心理で思っていることも、どちらも『無自覚』だからです。自覚できないから、その領域を「潜在的」「深層心理」と表現するのであって、ということは、自覚できていることは「潜在的でないこと」「深層心理ではないもの」と表現できます。

それを、ザックリとラフにお伝えすると、

◎わたしたちが「言ってることはすべて嘘」

くらいに見たり聞いたりした方が、その人の内側の“真実”が見えてきます。

※人の真実をそんなに見たくない人は、今日の内容は取り扱い注意です。

言っていることの中に、その人の潜在意識や深層心理にあるモノは「何ひとつ表現されていない」と見ていく姿勢を取ることになります。

では、わたしたちの潜在的に思っていることや、深層心理で思っていることは、どのような中に表れるのでしょうか。

○やっていること(実際の行動)
○結果、現実に起こっていること
○パターン化されていること

つまり、その人の「言っていること」と「やっていること」が異なっている場合、その人の潜在意識や深層心理が表れているのは「やっていること」の方になります。

たとえば、「太りたくないのよ〜」と言いながら、「アイスクリームを食べている」みたいな感じですね。

あとは、「わたし全然モテなくて〜」と言っている人の現実が、バンバン男性から告白されている、とか。

「しあわせな恋愛をしたい」と言いながら、その人の過去を追っていくと、既婚者含むダメンズと付き合うことを繰り返している、とか。

皆さんも、自分自身のことや、周りの人たちのことをちょっと思い浮かべてみると、“あるある・・!”って氣づけると思います。


皆さんのように、『自分自身を生きる』ということを志して生きていると、自ずといろんな場面で“リーダー”になられると思います。

そうしたときに、人付き合いや人間関係の中で、またコミュニケーションにおいて、“相手が本当は何を思っているのか・信じているのか”を見抜く目というのは、磨いておいてゼッタイに損はありません。

見抜けないことで判断や選択を誤る可能性を、限りなく低めることができます。

“もぉ〜ホント嘘つきばっかり!!”と、一時的には感じられるかもしれませんが笑
そのうち、笑えてくると思います。嘘をついてない人など、誰ひとりいないと分かるからです。もちろん、自分自身も含めて。

でも、それを笑えるようになると、軽やかに人の本質が見抜けるようになります。


人のそれを見抜く、ということは、まず「自分のそれを見抜く」ということができている必要がありますね。

自己分析が最も大変に思えるかもしれませんが、自分が不意に言ったことばの中で「何かモヤッとする」「違和感がある」「言った後に妙な感覚が残る」「後味が悪い」ということに着目してみましょう。

“不意に”というのがポイントです。

意識して言っていることは、すでに自覚していますよね。それは顕在意識下のことになりますから、すでに「嘘である」と見ます。

そうではなく、“不意に”言ったこと、というのは、潜在的であったり、深層心理に近い、もしくはそれソノモノである可能性が高いです。

“そんなことが言いたいわけじゃなかったのに”と感じる内容ほど、言っていることではありますが、潜在的・深層心理の中にある内容に近い可能性が高いです。

その後に、取り繕ったようなことを言っているとしたら、そちらの方を「嘘」と見る感覚です。


自分の本心に触れると、「えっ!まさかそんなことを思っていたなんて・・」と驚くことや絶望することがあったり、もっとも核心に触れたときなどは泣くでしょう。

でも、これはとてもいい涙です。泣いたら、“やった、見抜けた!”と思って喜んでいいくらいです。こうした精神反応としての涙は、出ている方がいいからです。

身体の仕組みといっしょですね。便秘はどこまでいっても困る状態ですが、下痢の場合は“出ているからいい”と見るのと同じ捉え方・考え方です。

自己分析でも、泣くところまで行くことは可能です(わたしが体験済みなので)。興味が湧いた方や、自分の本心を自分で探っていきたい方など、ぜひトライしてみてくださいね。

上の方の例でいうと、本心とは・・

○実は太りたい
○実はモテるって知っている・分かってる
○実はダメンズや既婚者と付き合いたい

という感じですね。

そこからさらに、「なぜ本心ではそう思っちゃってるのか(そして現実化しているのか)」を見つめて分析していくと、根本的な自分のパターンに氣づくことができ、それを「なんてイケてないの!!もう、何としても変えるわ」と思えるほど、その瞬間わたしたちの人生は180度ぐるっと変容します。


まずは自分にやってみて、そして、人の話を聞くときにも、もちろん聞くことが職業の方々も、ここまで書いたスタンス・物の見方・捉え方で聞いていくと、

お相手の本質や本心、なぜその問題や課題を繰り返しているのか、紐解くヒントがたくさん得られると思います。

“ほぉ〜そうなのか!”というライトな感じで、お試しくださいね。

いろんな発見を楽しんでいただきながら、同時に、その氣づきによって皆さんの人生が好転したり、さらに良いものになっていく、そのイメージで取り組んでみてください。


もしよかったら、アンケートに回答ください。

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