“この世の理”ライブラリvol.06「“味方と敵の奥は同じ”という話」

「“味方と敵の奥は同じ”という話」

“味方と敵の奥は同じ”、これは今の社会構造や、正しい情報を見極めていく上で、とても大切な視点になると思います。

特に現代、きっと今後も、この視点があることで、「目の前の情報に振り回される」ということが、本当に少なくなるのでは、と思っています。

先に、例え話からお伝えしていきます。

“武器商人の話”って、聴いたことありますでしょうか。

たとえば、今ならロシアとウクライナ、昔でいえば、薩摩と長州とか、さまざまな規模の戦争や戦い、VS(バーサス)が、世界中にありますよね。

“そこに武器を下ろしている商人は『同じ』”という構造が存在します。
だから、戦争や戦いがあればあるほど、その『商人』は儲かります。


ちょっと話がズレますが、我が家にはありがたい夫がいまして、夫についている複数の目に見えない存在たちに質問すると、この世の仕組みについて、何でも教えてくれます。答えそのものをくれることもあれば、ヒントやアドバイス的に返答してくれたりします。

そこで、訊いたことがありました。
「なぜ、戦争や殺人は無くならないのか」純粋に不思議ではないですか?

彼らからの答えは、いつもシンプルです。
だから、この世の理って、いつもシンプルだなぁと思うのですが、

『それを望む人たちがいるから』

この世を創造主という存在が創ったなら、創造主は、誰か一人でも“それ”が存在することを望むならば、“それ”を世界から消すことはしないそうです。逆に、全人類一致で「“それ”は不要です」としたならば、“その存在すら思い出せないレベル”で、その物事を消し去るそうです。たとえば、全人類一致で「戦争は不要です」としたならば、瞬時に、“戦争”という文字や概念が存在しない世界になるそうなんですね。“戦争?それっておいしいの?”みたいな反応に、全員がなるレベルだそうです。

だから、“それ”が存在するということは、“それ”を望む人たちがいるから。


話を元に戻します。

戦争が起こると、それが「何VS何」でも、その両方に武器を下ろす人たちは、『同じ人たち』です。だから、戦争が起こると倍々に儲かります。そういう構造です。

この構造は、戦争や戦い以外でも、もちろん存在しています。


たとえば、わたしたちに身近なこと、食品で・・「植物油」を取り上げてみます。

油について、ちょっと調べたり、勉強された方なら知っているかもしれません。サラダ油からはじまって、紅花油、ごま油、大豆(ソイ)油、グレープシードオイル・・これらは“オメガ6”と呼ばれる、多価長鎖不飽和脂肪酸としてまとめられます。

“サラサラしてて身体にいい”と言われ(マーケティング・広告され)、ずっと流行っていましたが、今の認識としては『炎症を起こす』として、避けている方が多いかと思います。流行り出して何年か経って、アトピーなどが頻発したのですね。

代わりに登場したのが、“オメガ3”とまとめられる植物油たちです。アマニ油、エゴマ油、フィッシュオイルなど・・同じ多価長鎖不飽和脂肪酸ですが、こちらは『炎症を抑える』という特徴があります。

ちなみに、身体にはどちらも必要です。
炎症が起きなければ、身体に溜まるゴミを燃やすことはできませんし、女性なら生理がおこらなくなります。炎症が起きている場合には、それを抑えるものがあると身体が調うのは、想像しやすいかと思います。
問題は、「植物から抽出している油(自然ではない工程/人工的な工程でつくられた油)って、そもそもどうなの?」ということです。

話を戻しますと、ここで、「オメガ6 VS オメガ3:炎症を起こす油 VS 炎症を抑える油」という対立構造が生まれていますよね。
だからオメガ6を摂ってきた人たちで、今せっせとオメガ3を摂っている人が多かったりします。今現在まさに、です。(でもしつこいようですが、問題はどちらも「人工的な植物油」だということです)

さて、その奥にいるのは、誰でしょうか。
『商人』、今回は、『油を売っている会社』です。

ちょっと視点を変えて見てみましょう。ここなので、バンバン社名を出しますが、日清さんが出している油を調べてみてください。すぐに分かります。オメガ6の油も、オメガ3の油も、どちらも出しています。

つまり、日清さん(その他の油を出している会社も同じ)からすると『どちらを買ってもらっても儲かる』、戦争や戦いの「武器」と同じ構図になっているのですね。

さらに、『炎症を抑える』オメガ3。これは本当に身体にいいのでしょうか?ここを語ると特大長編になってしまうので(油や脂質のことを大元から語らないといけない)、ここでは結論のみを書きますが、『炎症を抑える=免疫を抑える』です。勘の良い方や、勉強している方なら、ここで氣づかれると思います。免疫を抑えてしまったら、何が起こるのか・・?

結局、オメガ3も身体には良くありませんし、もっと言ったら、『植物油脂』そのものが、摂りすぎると身体にとっては負担であり、望ましくない偏りを身体に生み出しやすくなります。そして、現代のわたしたちは、相当意識していないと、簡単に『植物油脂の摂りすぎ』が起こっている人がほとんどです。


『お金』や『利権』が関わることを見ていくと、今回お伝えしたい構造、“味方と敵の奥は同じ”ということがよくよく分かってきます。

たとえば、政治もいっしょです。自民党や公明党と、日本共産党とは、言っていることが相反しているように感じるかと思います。「自民党・公明党 VS 日本共産党」という構図です。

ところが、これもフタをあけてみたら“同じ穴のムジナ”であることが分かります。

自民党や公明党、つまり政権与党が言っていることに対して国民が不満を持った場合に、日本共産党がそれを代弁すると、「国民の息抜き・ガス抜き」になる、という構造です。
日本共産党って、どうして一定の議席数を持ちながら存続しているか、謎だと思ったことはありませんか?ほとんど何も、実現していないのに。それは、国民のガス抜きのために、その存在が一部では必要とされているからです。

この奥にある意図は、国民の(感情)コントロール。さらに奥にあるのは、やはり『利権(自分たちの立ち位置や報酬など)』だと見るのが妥当かと思います。


こうした目線で、世の中を見てみてください。
きっと、同じ構造がそこここに見えてくると思います。

『VS構造の奥に、何があるのか?』

一つ奥を見る視点や、視野を広く、視座を高く持つことで、同じモノを見ていても、見えてくるものが変わるはずです。

皆さんの身の回り、または、ニュースを見たりなどして、どこにこうした構造が存在していそうか、いろいろ発見してみてくださいね。

意識的に見れば見るほど、発見できるほど、「目の前のことに振り回されない」わたしたちになっていきます。


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