前回ご紹介させていただいた掲題のワーク、実際に取り組まれてみたでしょうか?
おそらく、一定期間、取り組んでみた方に関しては、わたしが解説を書いても書かなくても、すでに“自分なりの体感や実感、結果などを受け取った”と思います。
これから、わたしなりの解説を書いていきますが、“自分なりの体感や感動や受け取ったこと”を一番大切にしてみてくださいね。
それはすでに、あなたにとって、「誰にも奪われない宝」のような経験となっているはずです。
さて、《単純に、「やったこと」をノートや手帳に書き出す》というワークでした。
まずは、どれくらいの「数」を書き出せたでしょうか?
おそらく、この手のワークに親しみが薄いほど、書き出した「数」そのものが少ない方が多いんじゃないかな〜と思います。その場合は、自分が「やったことにフォーカスする習慣がない」んだな、って振り返っていただけるといいかと思います。
それが良いとか悪いとかではなく、“ただ、そうなんだな”という認識を持つ感じです。そこから、「やったことにフォーカスする習慣をつけたい」と感じるのか、そうでもないのか、この辺りは個々人で分かれてくるかと思います。
やったことにフォーカスがいかないと、いわゆる『実感』が湧かない、もしくは、とても湧きづらい状態になります。結果を受け取りづらくなる、と表現しても良いかもしれません。
この「数」に関しては、やればやるほど、たくさんの数を書けるようになります。
取り組みながら、「やったことを書くんだ」という意識も同時に育っていきますので、あれもこれも・・と、それまでは氣づけなかったことにも氣づいて、書き出せるようになっていきます。
次に、書き出した内容を、自分なりに俯瞰的に眺めてみてください。
どんな感じ・感覚がしますか?
“よくやってるな〜”
“思ってたより、わたし、数やってるな”
“結構、できてる”
“すごいじゃん!” ・・etc
これらをまとめて表現すると、『自己肯定感が勝手にUPする』ということに氣づけるのではないかな、と思います。
「やったことを書く」
ただ、それだけの、小学生でもできるようなワークですが、この『自己肯定感UP』が、個人的にハンパないと感じています。(いろいろやってきての今がある高井咲友莉でも、リアルタイムでそう感じるワークです)
皆さんは、いかがでしたでしょうか?
“おぉ〜わたしスゴいかも?!”って、感じませんでしたか?
これが、1週間分でも溜まってくると、書き出しの『チリも積もれば山となる』効果もハンパなかったです。
わたしは手帳の、見開きで1週間分が載っているページに書き出していたのですが、1週間終わって、まぁまぁ手帳は真っ黒で、どこを見ても「やったこと」が書いてある。
1日30個、書き出していたとして、7日間で210個です。なかなか壮観だと思いませんか?
紙=神、と言ったりもしますが、紙に書き出すことの偉大さや、インパクトの強さを、あらためて感じる結果となりました。
そしてそして、書き出す内容のハードルを下げに下げること。
実践されましたでしょうか?
これはぜひ皆さま、“こんなハードルの低いことも書いちゃいました”って、個別メッセージで教えていただきたいです。
本当に皆さん、自分に敷いているハードルが高いのです。高すぎることがほとんどです。人にはやさしいのに、自分にはとっても厳しかったりします。
他人の子ども、特に0〜5歳児くらいができて「スゴいね!」って褒めるようなことは、すべて書き出し対象としてみてくださいね。
その感覚で、書き出し内容に遠慮や謙遜がなかったか、自分がやったことを“大したことなさすぎて・・”とジャッジして、やったことを無いことにしていたりしなかったか、確認してみてくださいね。
最後に、前回、以下のように書きました。
>大切なのは、・・・(中略)・・・この書き出しのワークを通して、「皆さん自身がそれぞれ、どんなことに氣づいたり、どんなことを感じたりしたか」ということです。
それが、皆さん自身の『血肉』になるからです。
お仕事によっては、すべてが“ネタ”になりますよね。
ぜひ今回は、感想フォームを活用して、自分自身が感じたことや氣づいたことについて書き出して、提出までしてみてください。
わたしも読ませていただくことで、新たな学びにあったり、研究が深まったりして、さらに皆さんに役立つ内容をお届けするためのヒントにさせていただけたら有難いです。
何か質問や疑問などがあれば、それも遠慮なく、合わせてメッセージくださいね。
もしよかったら、アンケートに回答ください。
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