“この世の理”ライブラリvol.11「法則=正解、ではない。『創る』という発想を」

「法則=正解、ではない。『創る』という発想を」

これまでの更新の中でも、「出入り口の法則」という内容をシェアさせていただいたように、巷には「○○の法則」「⬜⬜法則」というような“法則”があふれています。

わたし自身、法則というものは、試しに実践してみると、本当に“法則どおりの結果が出るモノだなぁ”と、楽しくて面白くて、法則集めにハマったことがあります。

そのときというのは、“みんなにとっての絶対的な正解があったら、きっとみんな楽なのになぁ”という想いがありました。

その時点ですでに、とあるAという法則を試してみて、望ましい結果を受け取る人と、何の結果も受け取れない人と、両方の人が存在しているのを何パターンも見ていて、“誰にでも適用する完璧な法則ってないのかしら”と思って探していました。

そのうちに、法則を採用して結果が出ない人の特徴が、見えてきました。

ひと言でいえば、「その法則が本当なのか疑っている人」に、結果は出づらいです。
ことばを変えると、「嘘なんじゃないか」とか「やってみて結果が出なかったらどうしよう(不安・恐怖)」と思っている場合に、結果はとても出づらいです。


わたしがよくお伝えしている現実化の法則の中に、『そう思ったらそうなる』という法則があります。

疑えば、疑いが証明される形で現実化が起こります。
結果が出ないのでは、と不安に思えば、“結果が出ない”と感じる現実が用意されます。

逆に、「これをやったら結果が出るんだ!」と、素直に信じる人には、そのままの結果が出ます。

受け取る結果や起こっている事象は真逆のようですが、『そう思ったらそうなる』という法則の下では、“同じこと”が起こっているのですね。


そして、つい最近のことですが、

「法則そのものを歪める力が人間にはある」

ということを知りました。表現を変えると、

「わたしたちは、いかようにでも“法則そのもの”を創ることができる」

そういう存在なのですね。


つまり、わたしたちは、『採用してみたい法則を、都合よく取り入れたらいい』のであり、『採用したい法則を、究極、創っちゃえばいい』のです。

“あ!この法則が本当だったらおもしろい!!”
“この法則、ワクワクするから試してみたい”

そんな風に思ったら、取り入れて実験してみる。

さらに、ちょっと乱暴な物言いかもしれませんが、『そう思ったらそうなる』のですから、自分が創ってみたい現実や、体験してみたいプロセスそのものを法則化して、実践してみるといいのです。

たとえば、左脳では“完璧に太る”と感じている食べ物を摂りながら、『これを食べるとなぜか痩せる』(新しい法則化)とイメージし切って食べてみます。

これ、『痩せる』の定義が何か(『痩せる』とはどんなイメージか)によって、受け取る結果は変わりますが、仮に『体重が減る』ことだとしましょう。

左脳では“完璧に太る”と感じている食べ物に対し、『これを食べるとなぜか痩せるんだよなぁ〜=なぜか体重が減るんだよなぁ〜』と、ルンルン創造し切りながら食べていきます。

そして、翌日、体重計に乗ってみましょう。

あなたの創造力や確信力、思い込みの強さが試される瞬間です。もし、体重が減って痩せていたならば、あなたの創造は現実になった、ということが、この瞬間にわかりますね。

もし、ここで体重が増えていた=痩せずに太っていたならば、そもそも持っていた“これを食べると完璧に太る”という『信念』の方が、新しい創造よりも、エネルギー的に勝っていた、ということが分かります。

つまり、法則は、自分次第でどっちにもはたらく、ということが、この文章から伝われば嬉しく思います。


お伝えしたいことは、『法則に縛られないように』ということです。

法則は絶対でもなければ、全員にとっての正解にもなり得ません

自分の中で違和感があるのに、“それが法則だから”と『無理に』採用してるモノや、がんばって取り組んでしまっているモノがあれば、いったん手放してみてください。

“どうもそうは思えない”という法則を試したり、実践し続けることほど、ナンセンスなことはありません。時間や労力を、他にかけていただきたいです。

誰かにとってはすぐに結果の出る法則も、あなたにとってもそうであるかどうか、は決まっていることではありません。

ある法則を実践しながら、“そんなことないんじゃないか”とか、“わたしには結果が出ないんじゃないか”と思っていたとしたら、それが間違いなく、叶います。

大切なのは、『あなたが今、何を信じているか』これが叶いますし、現実に起こっているすべてが、『自分が信じていることが叶っている』と捉えて認めてみること、そこから始めていくことが大切です。

いくら左脳的には「そんなこと望んでない!」と思っても、です。

「現実となったこと=自分がそうあってほしいと望んでいることだし、そうなると信じていること」

この認識からすべてが始まりますし、

もし目の前の現実が、自分の望む現実でなかった場合には、「実はそれを望んでいたんだ・・」と、謙虚に受け止めて、受け入れることから、本当の変化や変容を始めることができます。

自分の望まぬ現実が現実化しているとき、そこには必ず“まだ捉えられていないメリット”が存在します。人間、本当にメリットがないことを叶えたりはしないからです。

その“隠れたメリット”に氣づけたとき、何をどう変化させればいいのか、同時に分かるでしょう。


『わたしたちはどんなモノでも創れる』

この中に、「法則も含まれるのだ」ということが伝わりましたら、幸いです。


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