“この世の理”Vol.16「自分の“本音”に氣づく大切さ、その方法について」

「自分の“本音”に氣づく大切さ、その方法について」

自分が“自分の本音”に氣づいていない、この悲しさや寂しさと言ったら、とてつもないモノ
があります。

『自分を大切にしたい』

そう思うなら、自分の“本音”に、いつもアクセスしてみませんか?

本音は、感情の先にあります。感情にまみれているときは、本音にたどり着けていません。感情を、感じていって、感じ切っていって、その先にあるのが「本音」です。

※ちなみに、潜在意識下に根づいているパターンは、さらにその奥というか、次元が異なるところにあります。これについては、またの機会に文字や音声にしたいと思います。プログラム2期の皆さんは、ここをやっていきます(すでに始まってます)から、お楽しみに!

本当に自分が180°変容するときというのは、潜在意識下を紐解いていったときに起こりますが、「本音」に、日々毎瞬 氣づいていくトレーニングも、それを助けてくれます。

いつも、どんなときも、自分の胸(ハート)に利き手を置いて、

『今、どんなことがしたい?』
『今、何が氣になってる?』
『今、どんなことを感じてる?』
『今、どんな氣分?』
『今、どんな氣持ち?』

などなど、
ここで大切なワードは、『今』という ことば を使って、問いかけることです。

わたしたちが、自分の問いに答えたり、何かを考えているとき、思考は「今にいない」ことが ほとんどです。でも、これだと、自分の本音にたどり着きづらくなります。

そのため、『今』という ことば を、あえて意識的に使ってみてください

たとえば、誰かとメッセージをやり取りしていて、モヤっとしたとき、『今、どんなことを感じてモヤっとしたの?』と、他の作業は 全部 止めて、自分に話しかけます。大切な、たった一人の、自分自身とのコミュニケーションです。

そこで出てくる氣持ちや感情、感じていることなど、すべて書き出していきましょう。ここでも大切なのが、頭で考えるだけではなく、「ノートに書き出す」という取り組みです。

書き出すことのパワフルさは、試してみれば分かります。頭で考えているだけのときと、ノートに書き出したときとでは、こんなにも異なるのか・・と。

これを、できる限り24時間365日できていることが理想ですが、わたしたちはすぐ思考に向かってしまって“今にいなくなる”し、ずっとノートを書いているわけにもいかないでしょうから、24時間365日を目指すと挫折すると思います。笑

最初は、

・モヤモヤする
・イライラする
・嫌な感じがする
・嫌な氣持ちになる
・何か引っかかる

みたいに、いわゆる“自分にとってネガティブな感じ”を感じたときに、あえて すべての動きを止めて、自分のために『今・・?』と問いかけていってみましょう。

そこで、氣持ちや感情、感じたことを、漏れなく書き出していきます。

それらを書き切っていくと、「その先に」あなたの本音が見えてきます。あぁ、こうだったのか。こうだったから、あそこで嫌な氣持ちがしたんだ、と。

そしたら、それと同時に、自分にどうしたらいいかも、分かってきます。

これは、わたし自身の例ですが、人とやり取りしているとき、なんか嫌な感じがして、ノートに書き出しました。そうしたら、“勝手に(話が)進んでる感”が嫌だ、と分かり、ということは・・そうか、わたしは「自分のマイペースでできる感じを優先したいんだな」と氣づく、という感じです。

その後、その人にすぐ返信する、というのは、自分のペースではないと感じたので、まず、相手への返信を控えました。相手からすると、突然 返信が途絶えたように感じるかもしれませんが、ここで相手のことを必要以上に氣にしない、ということが とても大切です。まず、自分自身の感覚を尊重して動きます。その流れのままに、『今、何がしたい?』と 自分に問いかけて、そこで出てきたことを実行しました。

そうしたら・・やりたいことは、途中になっている本の続きを読むことだったのですが、ちょっと読んだだけで、氣づきがハンパない!

やっぱり、自分が感じていることを優先して、今すぐやってあげて よかった〜!!と、この氣づきはプレゼントだし、自分を大切にしたギフトだわ、と、心から感動しました。とっても、嬉しかったです。すると、自分の心が満足、満たされて、氣分もいいし、自分以外にもやさしくなるし、やさしくしたくなります。とっても良いエネルギー循環です。

これが、わたし自身の氣持ち、最初に感じた“嫌な感じ”を無視して、返事をすぐに返さなきゃ、って動いていたら、どうなっていたでしょう。(以前のわたしは、この選択肢の方が まちがいなく多かったです)

上記のときは、違う現実を生きちゃったので、本当のところは体験できませんが、予測するに、自分の“感じ”を無視したことで自分への怒りが無意識の中で生じる、すでに自分のペースを崩す選択をしているので自分にも相手にもイライラしてくる、イライラしながら書く文章は きっと良いものではない、だから相手とのコミュニケーションもおかしくなるかも、すると、そのコミュニケーション自体にも相手にも、イライラしたり、悲しくなったりしそう・・みたいなイメージが湧いてきました。

自分の感覚や感情、感じていることを無視した時点で、もうエネルギーが捻れてしまっていますから、その後は どんな行動や選択をしようとも、ズレていくばかりなのは、想像に たやすいことですよね。

その意味で、いろんな現実が発生している、その『大元』をつかむことが、とっても大切です。

そのために、いつも自分が「何を感じているか」に敏感である必要があります。自分が感じたことを ごまかしたり、無いことにしたり、嘘をついたりすればするほど、感覚は鈍くなり、自分自身の ささいな心の変化や動きに氣づけなくなってしまいます。

包丁と同じですね。使わなければ錆びつきますし、手入れをしなければ、切り口はドンドン鈍くなります。いつも状態を氣にして、大切に、使いすぎずに(酷使せずに)使い続けることで、どんどん使い勝手が良くなり、ちょっとした切りにくさに氣づけるようになる。氣づいたら、すぐに研いであげたら、またベストパフォーマンスを出してくれる状態になる。長く、良いお付き合いができる。

包丁=わたしたち ひとりひとり にある“センサー”、感覚、感性、感情など、です。

一方で、自分が いつ ネガティブを感じるか分からない、という人がいたら、その場合は、フッと氣づいたときに、『今、どんなことを感じてる?』って、自分に問いかけてみてください。1日、何回でもいいです。回数が多いほど、自分とコミュニケーションが取れますよね。

でも、頑張りすぎず。これも、とても大切なことです。真面目な人ほど、こんこんと取り組んでくださるのですが、やること自体が疲れてしまったら元も子もないですので、「やりたくないときは やらない」ということも、大切にしてくださいね。

頑張る、という状態は、自然な状態ではありません。すでに、無理がかかっています。自然の中に咲いているお花が「頑張って咲きました!」とか、無いですよね。だから、頑張る=不自然な行為、なのです。

さらに、身体に力が入ってしまい、逆にベストパフォーマンスを出すことができなくなります。わたしたちはリラックスしているとき、最も自然に、自分の能力を発揮しています。

その体験も、合わせて体感いただけたら嬉しいです。頑張ること、は、手放していきましょう。それがこれから、どんどん世の中のスタンダードになっていきます。facebookが“おじさんおばさんがやるんでしょ”と言われるようになったように、「頑張るって、古いよね」ってなっていくイメージです。時代の最先端を、楽しく生きていきましょう♪


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