「“反動”の法則」
「反動の法則」という字面を見て、あなたは どんなことをイメージしますか?
人間は、“反動のある”生き物です。
たとえば・・
・たくさん我慢する→抑圧となって あるとき爆発する
・子どものときに楽をしている→大人になってから大変さを味わう
(子どものときに苦労をしている→大人になって色んなことを楽に感じる)
・いい人を演じている→無理している分、どこかで何らかの形で発散をする
・自分に嘘をついている→本来の自分には毒なので、どこかで毒出しのような現象が起こる
・1000万稼いだ→1000万の借金が簡単にできてしまった
書きながら、これは「陰陽の法則」にも似てるなーと感じてきましたが。
おそらく、陰陽の法則という表現だと、取りこぼしやすい何かがあるように感じて、「反動の法則」としています。
もっとシンプルな例えだと・・
・逆ギレ
・「自分(あなた、お前・・etc)はどうなの?」という返しことば
など、イメージしやすいでしょうか。
わたしたちには、必ず反動がはたらきます。
これを知っていたら、我慢はなんてバカバカしいことで、安易に薬を飲むのはとても怖いことだというのも腑に落ちやすいかと思うのですが、いかがでしょうか?少し、想像しながら続きを読んでみてください。
我慢の例は上に書きましたので(大概、爆発なくしてうまく発散している人はとても少ないです。しかも、爆発後に自己嫌悪に陥ったりするので、この妙なループに自分で氣づくまではどうしようもありません。繰り返す人生が続きます)、ちょっと薬の事例にて説明します。
わたしは、子どもたちもそうですし、大人もそうですし、そして海外だと なんと赤ちゃんに対しても!!起こっていて怖いことだなぁと思っていることがあります。そのひとつが「睡眠薬」の服用です。
“飛行機や電車に乗るときに赤子が泣いたら迷惑だから、睡眠薬で眠らせる”という考え・実行が、海外では普通に起こっているそうです。わたしには、とても考えられませんが(赤ちゃんのときから薬漬け!!みたいなイメージで本当に怖いです)、海外ではどんな雰囲氣なのだろう・・と思ってしまいます。
人が一番手を出しやすくて、場合によっては、“精神薬漬け人生の最初の一歩となる”と表現する人もいるような「睡眠薬」ですけれども、わたしが薬で怖いなと思うのは、ホルモンを操作しちゃうところもそうですが、何より分かりやすい話として『人工物』だからです。
人が作るものに完璧なものはあるのか?わたしは「No」です。
科学で分かっていることなんて、全体の3%にも満たないことを、熱心な科学者や研究者自身ほど よく分かっています。
そして、“副作用”ということばがありますが、これって医薬業界にとって都合がいいだけであって、本来は作用も副作用も、同じ「作用」ですよね。はたらく向きが逆なだけで。
危ないことが起こる可能性を“副作用”とネーミングしているだけで、実際は「作用」のひとつです。副作用とことばを分けることで、そして、その発生率が低いことを示すことで(こうした数値はいくらでも操作可能なことは、これまた研究者ほど知っています)、その薬が大丈夫な“感じ”を受けるだけ。とても都合のいいネーミングで、そこだけ取れば天才です。
(※最近 話題の“肥満治療薬”も同じネーミング方法です。興味ある人は、肥満治療薬の中身は何なのか調べて、発見や感想とともにアウトプットしてみてください♪このネーミングも、ある意味とても天才です。もちろん皮肉・揶揄です)
実際、1000人に一人と言われようが、1億人に一人と言われようが、たとえば あなたの大切な家族や友人がその“一人”に当たったとき、どう思いますか?
これを想像したとき、本当に“副作用”ということばがバカバカしくなりました。リアルな自分ごととして想像すればするほど、“確率論”の話では済まないと思います。
・・と、話を戻します。
たとえば、「睡眠薬」で、とあるホルモンを『人工的にいじった』としますよね。
「反動の法則」は、わたしたちに等しく起こりますから、人工的にいじった分の『反動』が必ず起こります。
躁鬱でも、人によっては分かりやすいでしょうか。躁状態の反動が鬱であり、鬱状態の反動が躁状態、とも言えます。
結果、ホルモンは『人工物をキッカケに乱高下』します。これで体調が整うはずはないと思いませんか?医療分野の専門でないわたしでも、想像には難しくないのですが、あなたは いかがでしょうか。
人工的に上げたものは、不自然に下がりますから(まさに“反動”)、それだけで身体は目に見えないところでビックリして何か対処しようとしますよね。でも、入り口が不自然から始まっているので、そこからの展開は、自然な動きでは対処できず、すべて不自然なものとなる。それで不具合が起これば、また不自然なものを使わないとバランスできなくなる→でも、この“バランス”は、どこまで行っても不自然なものでしかありませんよね。
こう想像しただけでも、自然な状態に戻すには「薬を止めることだ」としか、わたしには導き出せません。
そして、睡眠薬はじめ、精神薬は麻薬と同等か、それ以上に止めることが難しいということを知っているので、事例として出してみました。
※今、軽くても重くても、精神薬等を使っている方で、今回の内容を読んで もし納得したり何らかの氣づきがあってハッとしたとしても、すぐに服用を止めたりなど、“急激なこと”はしない方がいいと思います(※わたしは医者ではありませんので、一見解・一意見として書いています)。急激な動きがまた薬へと向かわせる『反動』を呼び起こす可能性が高いからです。断薬の専門家や、そうしたことに理解や協力のあるお医者様や専門機関と二人三脚で・・をお勧めします。
あなた自身やあなたの周りには、どんな『反動』が存在すると思いますか?ご自身でも探してみましょう。
自分のことでも他者のことでも世の中のことでも何でも、『反動』を見つけて、それを“自分事”と捉え、自分でコントロールできるようになればなるほど、衝動などに流されない自分自身(=多くの人が望む「自分軸のある状態」)を創っていくことができます。
ちなみに、「反動の法則」を避けたり、無くしたりして生きることは不可能だと考えます。
それができたら、感情を無くせるということと同じレベルで、もはや人間では無いと思います。
※最後まで読まれましたら、また、考えたり、ワーク等されてみた場合に、アウトプットお待ちしてますー!
もしよかったら、アンケートに回答ください。
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