《年間メッセージ》
年間メッセージをお知らせする前に、皆さんに知っていただきたいことは、「エネルギーというものはグラデーション的に入れ替わっていくものである」ということです。
節の区切り、変わり目、というものがあります。たとえば、1月1日のお正月。旧暦明けなら2月4日、マヤ暦であれば7月26日がそれにあたります。では、その日を過ぎたから、急にガラッとエネルギーの流れや質、色合いや意味合いがガラッと変わるのか?と言いますと、そうではないのです。
たとえば、1月1日からの2023年のエネルギーというのは、かんたんにいうと暦の半分、7月に入ったころから、新しいエネルギーの流れというのは始まっていきます。それが2月4日であれば、8月や9月ごろから、マヤ暦であればちょうど今ごろ、マヤ暦でいう8月(グレゴリオ暦の2月上旬)くらいから、翌年のエネルギーというのは入ってきます。
その“流れ”というものを、日々生きながら感じられるように、皆さんにはなっていただけたらと思っています。自分自身が柔軟であること、エネルギーの流れを感じられるくらいの、自分なりのゆとりや右脳・副交感神経がやや優位の時間をつくること、自然に触れることなど、取り入れてみてください。瞑想や呼吸法もいいですよね。ぼーっと、空の雲の流れや、海の波の起こり方を見ているだけでも、自然の移り変わりの不思議や、エネルギーの流れを感じるような余白が、生まれます。
その流れとは、“宇宙のリズム・流れ”ですから、それに合わせて、自分の想いや志がかなうよう動いていくと、同じことをやっていても、スルスルスルと流れるように事が動いていきます。その清々しさと、あざやかなスピード感といったら!ここはみんなでワイワイ楽しみたいポイントです。
では、前置きはこれくらいにして、年間メッセージをお届けします。このメッセージが次回届くのは、来年の今ごろ、というイメージで読んでいただけましたら幸いです。
ポイントとなるキーワードが、いくつかあります。
- 「げんを担ぐ」
- 「浄化の継続→ことばの魔法使いへ」
- 「変革期:大胆に動く年」
- コツコツやる、グツグツ煮込む
上から順に、書いていきます。
○「げんを担ぐ」
もともとの語源は、「縁起を担ぐ」だと言われています。
「験(げん)」とは、「縁起」のさかさ言葉であり、「担ぐ」は「氣にすること」。「縁起」とは仏教用語ですが、一般的には「良いことや悪いことが起こる兆し、前兆」のことを言います。
たとえば、こんな「げん担ぎ」があります。
・靴は必ず「左(あるいは右)」から履く
・玄関はエネルギーの出入り口、綺麗を保つ
・何でも磨く、お手入れする
・人と目が合うときはいつも笑顔
・勝負に勝ちたいとき、相手のしあわせを願う
・○○色のものを身につける
・氣分が明るくなることばを使う
・節目に新しい服を下ろす
・お仏壇に手を合わせる
・お釣りは募金する(募金先が募金をどう使ってるかは要チェック)
ポイントは、たとえ他者から見れば効果がないように見られたり思われたりしても、自分が“縁起がいい”と思って行うことや言うことは「げん担ぎ」である、ということです。
補足として、おまじないとの違いは、かんたんに言うと神頼みや神秘的な力を借りるのではなく、「げん担ぎ」は「良い物事との縁を起こす環境つくりのための毎日の行動」であるということ。
それから、ジンクスとの違いですが、ジンクスは、悪いことや不吉なことの予兆やパターンというのが本来の意味なので、げん担ぎとは逆の意味合いになります。もちろん、げん担ぎにも、不吉なことを避けるという意味もありますが、げん担ぎは「避ける」ためではなく「呼び起こす」ための行動ですから、目的が違うのですね。
これをしていると“素敵なことが起こりそう!”とイメージが湧くルーティーンのようなものを、日常にたくさん取り入れていきましょう。
○「浄化の継続→ことばの魔法使いへ」
引き続き、夏くらいまでは浄化は起こり続けると思っていた方が、何かが起こったときに安心して対応しやすいと思います。
その浄化を受け取りながら、夏あたりからは、げん担ぎにも絡んできますが「ことば」、これに特に氣(エネルギーや意識)を向けてみてください。
「言霊」ということばにもあるように、ことばは力を持ちます。それが夏以降は、倍の威力を持つと思ってください。
あなたがことばによって誰かを勇氣づけたとしたら、その効果は倍以上になり、逆に、誰かを傷つけるようなことばを放てば、それも倍以上に響き、目の前の人や場に影響するということです。
ことばは、人を救うこともあれば、人を奈落の底に突き落とす力もありますよね。同じことばを使って、どういう結果や現実、現象や影響を引き起こすのか、それは「ことばの使い手」であるわたしたち次第といえます。
「言ったことが、すべて叶う」
これは、本当のことです。
今は信じられなかったとしても、本当に本当のことだとイメージしてみてください。本氣でイメージすればするほど、下手なことは言えなくなります。“本当に叶ってほしいこと”を、どうことばにしたら、そのことばのままに叶うのか、いま用意したことばで本当に叶えたいことが叶うのか、めちゃくちゃ精査すると思います。
そのレベルで、「ことば」を扱ってみてください。
よく、ジーニーに代表されるような“魔法使い”を例に出します。彼・彼女らは、願いを持つ当人が言ったことを、そのまま、叶えます。だからこそ、イメージが正しく伝わることばとは、どんな表現で、どんなことばの組み合わせによるのか等、よくよく考える必要があります。
イメージの言語化が甘ければ甘いほど、叶った現実に対し、“こんなはずじゃなかった・・”と振り返ることになるからです。
自分がどんな現実もつくり出すことができる“魔法使い”になったイメージで、しかもそれが、通常時の倍以上の結果をつくり、インパクトも強く、パワーもあると思ってください。
本当に、ことば一つで、人は生きますし、その逆も然りです。
げん担ぎと同じように、「良い物事との縁を起こす環境つくりのための毎日の行動」のひとつとして、特に『ことば使い』、どんなことばを使うのが適切なのか、良い物事との縁を起こすのか、楽しんで試行錯誤していきましょう!
○「変革期:大胆に動く年」
昨年からジワジワと、街を見ていても感じますよね。外国からもたくさんの人が戻りつつあり、人々は動き出しています。
今年は、さらにそれが強まるでしょう。しかも、元に戻ったり、回復するというよりも、“変革が起こりやすい”と言えます。
個人レベルでも国レベルでも世界レベルでも、“大胆な変革”が起こる可能性が多々あります。
実は、年末あたりから、もっというと、やはり昨年秋くらいから、世界を見ていても、そうした変革の種のような出来事が、ポツポツ起こっているのです。
日本は島国なので、ちょっと海外の動きには疎くなりやすいですよね。メディアも、自分たちやスポンサーのマイナスになることは言いませんので、さらに分かりにくく、コントロールされやすいです。わたし自身、海外のことをまとめて発信してくれる、信頼できるところにお金を投資して情報を得たりしています。
マクロとミクロはつながっていますから、あなたの内側でも、「何かを大きく変えたい(自己変革したい)」「今年は動いていきたい」そんな想いや氣持ちが高まっているかもしれません。
その手段の一つとして、当ProgramやClassにご参加くださった方もいるかもしれません。
そのまま、感じるままに、動いていきましょう。
もし現状維持を選びたくなったら、それがあなたにとって「変革」であり、「大胆な決断」であれば問題なく、そうではない場合には、別の選択肢を模索することをオススメいたします。思考ではなく、“魂”に標準を当ててみてください。
今回の変革を経て、来年以降はそのベースの上に安定していきますから、逆にいうと、変革するチャンスは今年!ということになります。
○コツコツやる、グツグツ煮込む
あまりスポットライトの当たりづらい表現かと思います。笑
が、実は昨年から、今年はより大切な“意識・行動”となってきます。
目に見えない領域のこと、実像がないようなことというのは、今年は運氣としては下がります。
たとえば、スピリチュアルなことやweb・IT分野など、ただしこれまでそれらを仕事にしていたり、ライフワークとしてきた場合には、やはりそれも、コツコツ継続、なのです(これまでやってきてなくて、今年から新しく手を出すことは、オススメしません)。
対極的に、これまでは、インターネットが発達し、スピリチュアルもブームとなって10年以上が経ち、“魔法”とか“願いが叶う”といったフレーズが流行ったり、本なども売れたりしましたよね。それが逆にはたらきます。
ですので、同じことを表現するにも「ことば」を変えたり、表現を変えたり、ビジネスでいえば、農業とか工業とかにイメージされるような、地に足のついた表現と言いますでしょうか。そうした工夫をしてみてください。
実際の行動においても、コツコツ積み重ねること、グツグツ煮込むような作業を大切にしてみてください。そうした取り組みが何よりも裏切らないこと、確実に自分の地力になっていくことを、ここにいる皆さんは、すでにご存知のことかと思います。
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