そんな風に
娘を表現したならば、
「そうは言っても・・
(いくらか勉強したのでは?)」
と、多くの方が思うに違いない、
と、わたしは感じています。
が、実際は・・
🔺(美味しい)スコーンが大好き❤️
こんにちは、高井咲友莉です。
娘は、本当に、実際に
『勉強しなかった』
『一時的に取り組んでも、続かなかった』
のでした。
「言っていること」と「やっていること」が違う
“子育て中あるある”
かもしれませんが、
親に「勉強しないの?」と
問われれば、
「勉強するよ」と答えるお子さんが
多いかと思います。
(本心本音がどうかは別として)
しかも、娘の場合
“受験生”ですから。
娘も もれなく、
夫から そう投げかけられると
「勉強するよ」
「これからしようと思ってたよ」
と言いながら
おもむろに勉強し始めることは
(稀に)ありました。
でも、『続かない』のです。
わたしは、
自分の塾講師や家庭教師経験から
「勉強したら?」とは
ゼッタイに言わないタイプです。
そして、
『言っていることよりやっていること』
を、見ます。
頭やことばは嘘をつきますが、
『身体・行動は嘘をつかない』からです。
娘には、
何度も「数やれば点数は取れるよ」
という説明はしていました。
それは、これまで担当した
どんな生徒もそうだったからです。
でも、そこに
⭕️できるようになってきた喜びが増す
⭕️勉強そのものが楽しくなってくる
⭕️「やればできる」と自信が芽生える
といった変化が顕れるまで、
しばらくの間は踏ん張る必要があります。
その踏ん張りは
そのとき、そのお子さんにとって
決して楽しいモノではない可能性が
ありますが、
しかし、
⭕️教える側が
「この子は伸びる」と信頼している
⭕️多少、忍耐の要る時期を過ごしても
“叶えたい未来”をその子自身が持っている
この掛け合わせにより、
お子さん本人が
踏ん張りがしんどい期間を抜けてきて、
すると、正解も増えてくるので、
『解ける!』『分かってきた!』
『イケる(点が取れる/合格するetc)かも』
という氣持ちに切り替わっていきます。
こうなってくると、
特にお子さん(大人に対しての子ども、の意)は
氣やエネルギーが乗ってきて
どんどん点が取れるようになってきます。
講師であるわたしが何も言わなくても
自分で『できてる!』って分かってきて
取り組みに拍車がかかる感じです。
ところが、
自分の娘を見ていると、
『そこまでやる氣力が湧いていない』
という感じが満載でした。
計算ができて褒めたとしても
それほどエネルギー(喜び)になってなさそう、
もちろん、間違えれば
その分“できない”感が増していきます。
問題に取り組んでいるときには
手を抜いているようには見えず、
小学校の教科書を取り出して
自分で調べようとする姿もありました。
が、どうにもこうにも
『続いていかない』
ただ、この事実が
積み重なっていきました。
親として、どう在るべきか。
とても、考えました。
たとえば、です。
明らかに
氣が乗っていない勉強を
「数をこなせばできるようになる!」
と言い続けることはするとしても
(わたしの経験値から感じていることなので)
無理やり勉強に向かって、
受験までの何十、何百日間を
「辛い」「しんどい」「キツい」
なんて感じながら生きて、
それで晴れて合格・・
合格の瞬間風速としては
嬉しいかもしれませんが、
キツい・辛い期間のほうが
めちゃくちゃ長いのって、
それって、どうなの?!と。
しかも、勉学で受かれば
その勉学のレベルを
キープ&上昇させていくことを
求められるだろう・・
受験勉強を頑張り続けたら、
それを楽しみ、喜び続ける娘に
なるのだろうか・・??
ん〜想像できない!
↑これが決定打でした。
むしろ、
変に頑張って受かったら、
前回 書かせていただいた、
“受かった後に不登校になる”とか
“学校を楽しむよりも
いろんなことで悩んでいる”とか
そちらのイメージの方が
しっくり来る感じだったのです。
何かを達成するために
長い時間を頑張る、辛いことをし続ける
というのは、
「もう古い時代のやり方」
という感じも満載でしたので、
んー勉強しないと
筆記試験では受からないと思うけど、
そこを自分でやると決めるか、
やらない日々が、娘にとっては
「やりたくない
=それで受かっても嬉しくない」
ということを教えてくれるのか、
見極めていこう。
ということが、
当時のわたしにできる
精一杯の選択となりました。
結果的に、お伝えできること
結局、上記に書いたような
勉強の状態はずっと続くことになり、
『言っていることより
やっていることを見る』において、
“本当に勉強に氣が乗らないんだな”
ということを
確認し続ける日々が続きました。
夏が過ぎ、秋が過ぎ、
さすがに、塾講師等の経験があるとはいえ、
冬以降に「やる!!」と言って
協力を求めてきても どうかなぁ・・
と感じるラインまで過ぎていき、
でも、状況は同じままでした。
学校説明zoomにリアル参加したり、
外部&受験生向けイベントに参加したり、
そうした『行動』から、
受験校に行きたい氣持ちは
たしかにあることは伝わってきます。
でも、勉強は氣が乗らないことも
その行動を見ていて読み取れる事実。
“はて、どうしようかな”
と考えているときに、
目についたモノがありました。
それが、実際に
娘が合格することとなった、
『自己表現入試』の存在だったのです。
前回のブログでも書きましたが、
倍率=合格確率から考えると、
自己表現入試は『超・狭き門』です。
だけど・・と、
わたしの中には ちょっとした
確信が芽生えることになりました。
👉vol.3へ続きます♪
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